2012年11月17日

人権に配慮した相談対応を行うためのスキルアップ

今回は静岡県人権啓発センターより、スキルアップ 講座(市民協働センター共催事業)のご案内です。
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人権に配慮した相談対応を行うためのスキルアップ
講座を開催します(※受講料無料、要事前申込)。
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【開催趣旨】
 児童虐待や配偶者等からの暴力であるDV、職場におけるパワーハラスメントなど、行政機関等の各種相談機関における相談件数は、年々、増加の傾向にあります。また、相談者が抱える個別問題においても、その複雑化・多様化がみられ、各種相談機関の相談員等が、相談者の悩みに適切に対応するためには、様々な問題を相談者の人権の視点から察知することができる人権感覚(※1)を磨くなどのスキルアップが求められています。さらに、相談援助者においては、相談者からの反復継続的な相談などにより、相談援助者が自らの心身にストレスを被り、バーンアウトしてしまうといった問題も生じているため、相談援助者自らのストレス緩和も必要となっています。
 このため、静岡県では、浜松市市民協働センターとの連携の下、県及び市町の相談関係機関並びにNPO等相談に係わる各種団体の相談員や職員の方々を対象に、「人権に配慮した相談対応を行うためのスキルアップ講座」を開催します。

(※1)人権感覚…日常生活において、人権への配慮がその態度や行動に現れるような感覚。自他の人権が擁護され、実現している状態を感知し、それを望ましいものと感じ、人権が侵害されていることを許せないとする感覚。

【開催概要】
・日時:平成25年1月29日(火)10:00~16:45
・会場:浜松市市民協働センター(2階会議室・ギャラリー)(浜松市中区中央1丁目13番3号)
・対象者:各種相談機関において相談業務に携わる方、各種業務において住民と接する方、人権について興味のある方
・定員:80名
・内容:
【第一部(10:00~12:00、13:00~15:00)】
 テーマ:相談対応に関する参加体験型研修
 講師:幸田 英二 氏(人権ワークショップ研究会代表)
 内容:援助者のためのコミュニケーション能力の向上、ワークショップ形式による相談者の人権の視点に立った相談スキルを学びます。
【第二部(15:15~16:45)】
 テーマ:援助者のための支援~バーンアウトの防止を考える~
 講師:原岡 智子 氏(浜松医科大学医学部医学科地域医療学特任助教)
 内容:以前から様々な分野で対人援助に関わる援助者や支援者の心身の疲労が問題になっていたが、援助者が受ける二次受傷とバーンアウトに焦点を当て、援助者のストレス緩和について考えます。

【参加申込】
県人権啓発センターのホームページ(http://jinken.pref.shizuoka.jp/)から参加申込書をダウンロードしお申し込みください(※申込期限:平成24年12月25日(火)、先着順)。

【問合せ先】
静岡県人権啓発センター(静岡県健康福祉部地域福祉課人権同和対策室)
電話:054(221)3330、FAX:054(221)1948、Eメール:jinken@pref.shizuoka.lg.jp



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